こんにちは。こばです。
「海外ビジネスがしたいけれど英語に不安がある、大学入試はいけた
けれど仕事で使うなんて自信がない。海外ビジネスをするために
ビジネス英会話を頑張っていきたいのですが・・・」
今回はこんな悩みを持っている方に、僕なりの回答を提案します!
長くなったので、前編・後編になっています。
結論:大学入試を通るくらいの語学力があるなら、勉強するよりも先に仕事を初めるべき
- 取引相手がネイティブとは限らない
- 働きながら学ばないといけない
その中で自分の英語力を高めていけばいい。
▶︎自己紹介
海外ビジネスを10年以上続けています。そのうち自営業として8年以上経ちました。
高校生の頃の英語は常に赤点ギリギリ、それでも今は海外ビジネスで食べてます。
今回は大学受験程度の英語は使える、という前提での説明です。
1. 取引相手の母語が英語とはかぎらない
▶︎取引先はどこが多い?
早速ですが、海外ビジネスをする場合でも取引先がイギリスやアメリカとは限らないです。
2019年度の日本の貿易相手上位5カ国は下記の通りです。
- 輸出:中国、アメリカ、韓国、台湾、香港
- 輸入:中国、アメリカ、オーストラリア、サウジアラビア、韓国
(出典:一般社団法人 日本貿易会『日本貿易の現状 2019』)
アメリカとオーストラリア以外は英語圏ではありません。
中国や韓国でも、日本と同じで英語は外国語として学びます。
そう、彼らも悪戦苦闘しながら英語を学んでいます。あなたがコミュニケーションを取る相手はネイティブでない可能性が非常に高いです。
▶︎中国語とか?
じゃあ中国語や韓国語をする方が海外ビジネスがしやすいのか?
残念ながらこれはNOです。中国語で中国人と話をすることがあっても、ビジネスの現場では英語が使われる場合が圧倒的に多いです。特に貿易用語は英語です。
ビジネスで使うには英語+現地語という位置づけの方がいいと思います。
僕の場合だと、取引先が日本語の達者な人が多いので、普段の話は日本語や現地語で行います。
しかし、契約や条件など仕事に関わるところは英語を使います。
▶︎実は相手が聞いてくれる
相手はあなたとビジネスをしたいので、基本的にあなたの話に関心があります。
そのため、英語が下手であろうが、たどたどしかろうが、聞いてくれます。
そして、わかろうと努力もしてくれます。
もちろん話に内容がなければ論外ですが・・・
なので、まず大事なことは喋ってみること、使ってみることです。
喋ってみると意外といけるので、あとは心構えだけです。
心構えだけで仕事への一歩が踏み出せるなら安いものじゃないですか?
▶︎よくある勘違い
「まずは日常会話ができるようになりたい」という言葉をよく聞きます。
しかし、残念ながら、日常会話が一番難しいと思います。
何の話題になるかわからないため準備のしようがありません。
一方で、ビジネス英会話の場合は、ある程度準備ができます。
話題も限定されるし、前もって対策も可能で、こちらが話題をコントロールすることもできます。
▶︎勉強方法
それでも心配な場合・・・勉強はさらなるスキルアップのためにすればいいかと思います。
僕は英会話に関しては質よりも量だと思います。
量が積み重なってから、さらなる高みにのぼるために質を追求すればいいです。
ネットで安くできる英会話や、シャドーイングって練習なんかがいいんじゃないでしょうか。
あとはテキストのついたニュース教材なんかがいいかと思います。
▶︎ReadingとWritingも大事?
20年前ならともかく、今なら電話よりもメールとかチャットの方がコミュニケーションとして重要になってきています。僕も英語を話さない日はあっても、英語を読み書きしない日はありません。
Speaking & ListeningよりもReading & Writingですね。
実は日本の中学・高校でやってた英語の時間って、仕事の基礎として使えますよ。
繰り返しますが、まずは使ってみることだと思います。
英語が使えるようになってから海外ビジネスをするのではなく、まず使ってみて足りないところを勉強していく方が早いです。
実は、みんな、自分が思っているよりも英会話能力があります。
足りないのは自信と勢いですよ。
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