貿易と英語2

英語

こんにちは。こばです。

海外ビジネスがしたいけれど「英語に不安がある、大学入試はいけたけれど仕事で使うなんて自信がない。海外ビジネスをするためにビジネス英会話を頑張っていきたいのですが・・・」

今回もこんな悩みを持っている方に、僕なりの回答を提案します!今回は後編です。

結論:
大学入試を通るくらいの語学力があるなら、勉強するよりも先に仕事を初めるべき

1. 取引相手のネイティブとは限らない
2. 働きながら学ばないといけない

その中で自分の英語力を高めていけばいい。

▶︎自己紹介

海外ビジネスを10年以上続けています。そのうち自営業として8年以上経ちました。
高校生の頃の英語は常に赤点ギリギリ、それでも今は海外ビジネスで食べてます。

▶︎前編のまとめ

  ・ビジネス英語を習う前に仕事で英語を使ってみるといい
  ・相手も上手くないから緊張しなくていい
  ・話に内容があるのなら、ビジネスの話なので相手も一生懸命聞こうとしてくれる
  ・ビジネスの話なので、前もって準備ができる
  ・だからまずは仕事で使ってみるといい

こんな感じの内容でした。今回は後編の、働きながら学ばないといけない、という点です。

2. 働きながら学ぶ

英会話でもそうですが、ビジネスで使う言葉の場合「働いてみないと(使ってみないと)どんな単語が使われるかわからない」という事が多々あります。

特に”業界の専門用語”と”貿易用語”です。
もちろん前もって勉強しておくに越したことはないですが…なかなか難しいですよね。

▶︎専門用語

仕事をしていると色々な専門用語に出会います。

例えばメーカーと商社で使う単語は異なります。
販売する製品によっても使う単語は異なります。繊維、鉄、家電、レアメタル、貴金属、石油、化学品、機械…
それぞれの専門分野で特別使われている用語があります。

また、環境の変化で急に英単語を学ぶこともあります。

例えば
食品の輸出に関して、2011年から暫くは放射能に関する英単語が、
2019年の夏から秋にかけて、韓国との商売では輸出管理に関する単語が、
急に増えました。

仕事をする中で、今の仕事に必要な英語、今の環境で必要な英語を学び、
自分の英語力をアップデートしていく必要があります。
つまり、英語を働きながら学ぶ必要があるのです。

▶︎カンニングもOK

「そんなこと言ってもそんなに一気に覚えられないよ・・・」

わかります。
もちろん、全てを覚えて自分の英語力にすることがベストなのでしょう。
しかし、それはなかなかできません。

そこで、少しずるい解決方法の提案ですが、カンニングしながらでも仕事を進めていけばいいと思います。
学校での勉強とは違い、仕事ではカンニングを怒りません。

実際、僕は10人程度の規模の商社で働いていたのですが、
最初はメールで書かれている単語の意味がわからず電子辞書を片手に作業してました。
ちなみに、今でも調べながら作業しています。
変わったのは電子辞書じゃなくGoogle先生に聞くようになったことくらいです。

英語を勉強していて返事が遅れるよりも、
カンニングしながらでも素早い返事をして、商談を進める方が仕事では重要に思います。

ちなみに、法務系の英語(英文契約書など)はまた別の英語力が必要なので、それは別のお話。

▶︎ 貿易用語

また、海外ビジネスをしていると貿易用語というものが出てきます。

InvoiceとかPacking List、B/Lといった書類に関する用語、CIFやFOBといったインコタームズという契約に関する用語などです。

こちらは貿易実務の本で予習が可能なのと、汎用性が高いので前もって勉強する価値はあります。

貿易用語に関しては、今後まとめたいと思います。

▶︎勉強方法

専門用語に関してはやりながらが覚えるのが一番かと思います。
しかし、それでも心配な人は、業界に特化した英語の教科書もあるので、机の横に置いとけばいいかと思います。

ちなみに、貿易用語(貿易実務)は多くの教科書があるので、一冊読み込むのもいいと思います。ネットで調べてみてもかなり情報が拾えます。

勉強もいいですが、基礎的な英語力があるならば、
思い切って海外ビジネスを始めてみると、
心配していたことがバカらしくなるかもしれませんね。
習うより慣れろ、です。

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